コメディー-日本映画-DVD : ラヂオの時間 スタンダード・エディション

ラヂオの時間 スタンダード・エディション

¥ 2,544


   人気脚本家三谷幸喜の初監督作品は、劇団東京サンシャインボーイズで自ら脚本を書いた舞台の映画化である。ラジオ・ドラマ放送中のスタジオという限られた空間で起きるさまざまな出来事を、笑いで包んだシチュエーション・ドラマ。    鈴木京香が演じる主役のみや子は、ラジオドラマの脚本コンクールで自作が採用された。ところが、放送直前になって主演女優が役名に不満を言い始めたことから、スポンサーやほかの出演俳優も次々に注文をつけだす。プロデューサーやディレクターは唯々諾々とそれを受け入れ、シナリオはどんどん書き替えられていく。怒ったみや子はスタジオに立てこもるのだが…。三谷流作劇術を堪能できるとともに、多彩な脇役陣も楽しめる。特に警備員役、藤村俊二のひょうひょうとした演技は見る価値がある。(堤昌司)

絶妙 - まず三谷作品が好きか嫌いかは別としても、喜劇映画と認識していれば、見て損をしたと思う方は少ないのではないでしょうか。 言い方が正しいかはわかりませんが、ネタ振りの部分がかなりあります。起承転結…と持って行くためには非常に重要な部分ですが、ここを綿密に計算しているので、オチの面白さが倍増していると思います。そして三谷作品に多く見られる特徴、というか素晴らしい点はただ笑わせるだけでは無く、泣き笑いのような感情を覚える事です。思い切り笑えるんだけど、少し感動もあって観てよかったなぁ、と感じます。役者さんの演技の上手さは当然ありますが、恐らく演者がかわっても、それこそ無名の役者さんが全て演じても、この作品は面白いと思います。それだけこの脚本は素晴らしいです。

大笑いは存在しましたでしょうか? - 豪華なスターが個性的な演技をする楽しいコメディー映画、ということに何の反論もないのですが、ご覧になった方はニッポンの喜劇映画の名作!と呼ばれるほど「大笑い」をされましたでしょうか?個人的にですが、日常的なテレビ番組でさえ、もう少し腹を抱えて笑った経験がありました。ちなみにですが、「笑い」はファッション性が強く、強制力があると言われております。そのおもしろさを理解してないとつまらない・古い感性だと思われるという恐怖によって支持を無意識に強制する力のことです。もちろんマインドコントロールなんて大げさなことではないのですが、豪華スターの個性的な演技が見られたという面白さがコメディー映画として話の筋もおもしろい爆笑傑作だという評価にすり替えられてはいませんでしょうか。

借りるより買った方が得な映画 -  数年前にビデオ屋で借りて、最近もう一度見たくなったのでいっそのことと思って買ったが、正解だった。この先折に触れ見たくなるだろうから。 エンターテインメントとしての完成度は高い。各場面は総じて次に何が起こるか期待せずにはいられないよう巧みに作りこまれており、腹筋が引きつるほど笑えるというほどではないが、退屈する人はまずいないだろう。一度見たら二度は見る気が起きない類の映画が粗製乱造される中で、綺羅星のように輝く作品である。変化に富む役者の表情や演技もまた十分楽しめる。特に、(1)ハインリッヒの胸中に不安がよぎった時に一瞬写る旦那の顔(2)井上順演じるヒロミツが見せる表情の落差と状況との整合性(3)冷徹そのものだった案内役が最後に近いところで上着を脱いで人間味を見せるナレーションをするところ、などが私の好きな場面である。 もっとも傷がないわけではない。一つは、マクドナルドがロケットにまたがって帰って来るところ。それまでは、マシンガンときたらシカゴだとか、しまったシカゴは海に面してないぞとか、整合性を保つことに心を砕いている現場の様子を強調していながら、燃料切れということになっていた宇宙船にしかもまたがってご帰還というのはいささか強引だろう。せっかくそれまで辻褄合わせをしてきたのだから、ここはもう少し整合性がとれるよう工夫してほしかった。もう一つは、マルチン神父に関する案内役の即興台詞で「結局一度も面識はなかったものの」というのがあるが、さすがに取ってつけたように聞こえるので、ここも一工夫ほしかったところだ。 とはいうものの、以上の傷も、生放送の真っ最中という慌しい状況下での苦肉の策と考えれば、むしろ完璧でないことがかえって臨場感を与えているという見方も可能であるし、そんなことはどうでも良くなる位とにかく愉快な映画である。

最初から最後まで笑いが続きます - 流石は三谷幸喜さんですね。観ていて気持ちの良いテンポの良さと笑いで最初から最後まで飽きることなく楽しく観る事が出来ます。観た事の無い方はもちろん、一度映画館で観られた方もぜひ御覧になられてはどうでしょうか?

最高でしょう♪ - 三谷幸喜さんの作品の中で個人的に一番好きです。すごい点は、3つあります。○役者が登場人物にしか見えなくなること 唐沢寿明さんや鈴木京香さん、西村雅彦さんなど豪華なキャスティングなのに、唐沢さんは「ディレクターの工藤さん」鈴木さんは「主婦の鈴木みやこ」西村さんは「プロデューサーの牛島さん」、そして布施明さんは「編成の堀之内さん」にしか見えなくなってくるんです! これは、ほかの映画やドラマを見ていてふと気づいたことです。 ほかの映画やドラマでは、役名があってもその登場人物を俳優さんの名前で考えてしまっていたのに、この作品は違いました。 むしろ、CMなどで西村雅彦さんを見かけると「あ、牛島さん」と思ってしまうほど(笑) それだけ役者さんが役にはまって見事に演じきっていること、そして三谷監督の演出の巧みさによるものだと思います。 ○嫌いな人がいない  これは個人の感想にもよると思いますが、見終わって、「この人、いやな役だったな・・・」と思う人がいません。 どのキャラもみんなくせがあり、いろんな困った行動をして騒動をおこしますが、その分愛着がわき、最後にはみんな好きになっていました。 見終わった後、すばらしく心地よく幸せな気分になれるのです!○人物相関図 DVDのおまけに入ってる人物相関図です。 ストーリーには出てこないそれぞれのキャラの経歴がわかっておもしろいです。 特にこの映画に魅入られて何度も見ている人にとっては、思わずにやりとする内容だと思います。必見!




ラヂオの時間 スタンダード・エディション