
愛情溢れるCD - このCDは作り手の映画への愛情を感じる。極めつけはジャケット。プラケースではなく紙製のケースだが表紙の眼鏡の部分は切り抜きになっており、中の用紙の入れ方により何通りもの表紙を楽しめる。因みに私のジャケットは朝食の絵になっている。解説書は入っておらず用紙には歌詞とメルシー体操図解のみ。監督や作曲者の曲へのコメントなどが欲しいところだ。ジャケットのイヤなところは紙表紙が常に半開き気味になっていることとCDを納める部分が同タイトルのDVDのように挟み込みになっていることだ。この挟み込みは省スペースではあるがディスクが非常に入れづらい。ちょっと間違えばディスクに傷がつくのでは??と心配になる。少し不便で不器用なジャケットだがめがねへの愛で合格かな。肝心の曲の方は素敵なたそがれ…の一言です。仕事の疲れも癒してくれます。お薦め。
ひとつのテーマが展開していくのに映像が浮かぶ - 1曲目の「たそがれの予感」をアレンジして全編が造られています。もちろん「メルシー体操」や「ナッキー」など違う曲も入っていますが、この映画のテーマメロディがところどころ入っています。ふと気づくとテーマメロディが流れているのでまた映画の情景が目に浮かびます。お昼寝時やドライブ中、そしてたそがれ中に聴くと脳内にアルファー波が広がります。個人的には1曲目のチェロの音が好き。すごく癒されます。
めがね - 映画「めがね」、友人の付き添い、付き添いで見に行きました、それにも関わらず、不覚にも、映画館で号泣してしまった、そんな思い出の、映画「めがね」、僕としては、もう、手放しで絶賛状態、何から何まで大好きです、けれども、とくに音楽が、映画の雰囲気にぴったりで、とても印象的に残りました。夕暮れ時、小林聡美さんが、もたいさんの自転車の後ろに乗る場面、どこまでも青い空の下、どこまでも広い海を前に、どこまでも真っ白な砂浜で、加瀬さんがドイツ語の詩を朗読する場面、そういうときに、ふと、映画のイメージそのまんまの、穏やかで、優しい音楽が流れている、そのことに気が付く瞬間、あの刹那は、本当に心地がよい、自然体で、たそがれている、そんな自分を発見するのです。映像と一緒でなくても、携帯プレイヤーに詰め込んで、海へ山へ、自然の中へ、街でも雑踏でも、どこへでも出向いて、あるいは、自宅で、夕暮れ時にでも、鑑賞すれば、たそがれの初心者でも、相当に、たそがれることができます。ふと見上げた空、風に揺れる木々、隣家の晩ご飯の匂い、何気ない日常の1コマが、単調で退屈な毎日のひとかけらが、うんざりしている自分の人生が、ゆっくりとした、温かい音楽で、たちまちに、美しくなる、ものすごく尊いものに思われてくるのです。
癒しのサウンドトラック盤 - 『めがね』の公式サイトで流れて来た音楽を聴いて、ほぉ〜っとする優しい旋律に一聴き惚れ! 届いてからは、家に居る時も車で移動する時にも聴いているほどのお気に入りの1枚になりました。ゆったりと、たゆたうメロディーに癒されています♪同じ旋律が、楽器やアレンジを替えて何度も演奏されていても気になりません。むしろ、あ〜これが映画の根底に流れているテーマなんだなあって思うくらいです。現在はスコットランドに住んでいるのですが、低く連なる丘陵を眺めながらのドライヴにピッタリ合うんですよねえ。映画『めがね』DVDの発売が待ち遠しいです。