
映画は小説の修正 - 小説を後から読みましたが、その時あらためて映画の素晴らしさを感じました(小説も楽しくは読めます)。勝手な想像ですが、小説を見た映画スタッフが、題材の面白さとともに違和感をおぼえて映画を作ったのではないでしょうか。大きな設定変更、細かい行動の変更が、俳句の添削のように見事に完成度をあげています。 主人公のキャラもその一例です。県庁さんのキャラクターは小説では前半単なる愚か者に感じてしまいます。しかし、県庁さんのような能力のあり競争心ある人は、基本的にどんな仕事でも一生懸命才能を生かそうとする方がリアルです。この点、映画の方が民間というより客商売の感覚がわからないという微妙なずれを表現しています。
監督の程度の低さが露呈 - 始まってものの数分でわかるストーリー。絵に描いたような踏ん反り返った官僚の描き方。監督の思想、学歴コンプレックスが作品から臭います。まぁ、キャストの話題性と宣伝効果のみでヒットした凡百大衆映画の一つ。
とても面白かった - この手の、人の意識が何かのきっかけで変化したり成長 したりする内容は個人的に大好き県庁のエリートが地元のしがないスーパーで研修することになり そこで一人のパートの女性と出会う。はじめは対立するが スーパーのスタッフと折り合いや巨大プロジェクトの メンバーから外されたり、フィアンセからは見放されるなど、 挫折を味わいながらも、だんだん心がつながっていく。 なんか自分と重ね合わせて見てしまったので共感するところが たくさんあった。やっぱり地に足をつけて何でも仕事を しないと、結局は上手くいかないと思った映画で見るほどの作品ではないが、ドラマ感覚で見ると とても面白かった。柴咲コウも好きなので☆5つ
邦画の標準 - 起承転結、はっきりとしていて飽きない!ストーリーに意外性は無いけれど、面白い一本です。軽くあっさり楽しめて、見終わった後もニコっとスッキリ。背伸びしない邦画の好例って感じですね。おすすめです。
ちょっと王道過ぎるか・・・ - エリート公務員の主人公が民間のスーパーへ研修員として派遣され、その中で挫折を味わいながらも成長し、県政の腐敗に戦いを挑んでいくというストーリー。見る前に予想した筋書きから殆どはずれず、後半の野村が県庁に戻ってからの展開等はあまりにも王道で少々拍子抜けした。ただ、「善vs悪」という単純な対立図式に持ちこまなかった点や最後の知事の手のひら返しなどの現実感のあるシーンに助けられて、そこまで安っぽい三文映画にはならなかったかな、という感じ。もう少し奇をてらった展開を用意してもよかったのではないか。ちょっと王道過ぎて面白みに欠ける。